Oct
29
今時のオープンな業界で能力発揮する若い人材を採用するためにIT企業には何が出来るのだろうか?
エンジニア採用の責任者や人事部門に来てもらいたい 第6回 イノベーションテック勉強会
Organizing : 日本OSS推進フォーラム
Registration info |
セミナー参加(どなたでも) Free
FCFS
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Description
誰でも参加可能で、テクノロジーやビジネスの様々な話が聞ける勉強会
- 日本OSS推進フォーラム広報部会では、誰でも参加可能な、新しいテクノロジーやビジネスに関する『勉強会』を毎月開催し、新しいビジネス・情報・技術・企業・人との出会いを提供しています。『イノベーションテック勉強会』では、OSSに関する最新情報やOSSを利活用したソリューション・サービスの紹介、また、OSSにはこだわらず、クラウド、コンテナ技術、IoT、AI、VR/MR/AR、BIGDATAなどの先進ITを利用し、社会や産業、業務に関わる様々な問題の解決を目指している企業の紹介などおこなっています。
- 所属企業が日本OSS推進フォーラム会員企業一覧にある方は、堂々とお申し込みください。会社の名前が無い!という方も堂々とお申し込みください。
- 申し込み後、アンケートで所属企業名やお名前を確認させていただきますが、これは会場をお借りする企業様の受付管理のために必要となるものです。個人情報としては当方で所持することはありません。また、connpassでは空きありとなっていても、他方での募集にて多くの参加者が発生している可能性があります。都合により欠席となる場合には早めのキャンセルをお願いいたします。
今回の勉強会テーマは『SIer や IT ベンダなどの IT 系企業(エンド企業の情報システム部門も含む)が将来を託せる才能あるエンジニアを採用するための課題について』です。そのためのエンジニア志望学生の採用方法について、京都産業大学の先生や学生さん、SIerに就職することのなかった若い開発者にご意見いただきたいと思います!
- システムインテグレータ・ソリューションプロバイダ・ITベンダー・開発ベンダーなど様々な呼び名がありますが、一般に技術力をベースに顧客情報システムを設計・開発・メンテナンスするIT企業は多く存在し、人材派遣系の企業も含めれば、その現場で働くエンジニア数は国内100万人規模ともなります。そして将来的な社会・経済問題として、数十万人規模のエンジニア不足が発生していくとも言われています。しかしながら、ブラック企業、多重請負、フリーランス・派遣問題、日本流アウトソーシング業態から米国流への移行是非、スタートアップやITを主業務としないエンドユーザー企業への人材流出など、業界全体へのネガティブキャンペーンを自ら後押ししてしまっているような現実もあります。
- このような背景の中、「技術で飯を食っている!」と自負する我々SIer や IT ベンダなどの IT 系企業(エンド企業の情報システム部門も含む)を中心としたIT企業は、オープンソースというソフトウェア開発におけるパラダイムシフトの経験にも学び、将来業界をリード・変革していける人材を「企業の垣根を越え、一丸となって」発掘し、オープンに育成・支援していくべきと考えています。
- 今回のセミナーでは、情報系大学の先生からの「成績の良い学生ではなく、業界にとっての才能ある学生の採用方法指南」に加え、実際の学生からの意見、スタートアップの若手開発者から見たIT企業、学生支援のためのプログラムの提案などのセッションを用意しました。セミナー参加者がこれら課題を認識し、議論することで、それが業界にとっての将来に向けた第一歩になればと期待しております。
アジェンダ
開場は 14:30 となります。
セッション1(15:00-15:40)
『大学の先生の立場から:力のある情報系学生をうまく採用して欲しいのです』
- " 特に SI 業界には言いたいことがある!" 京都産業大学 安田豊准教授
- 情報系学部の教員として、この5年ほどで強く感じることの一つに「本当にパワフルな学生が増えた」ことがあります。科目の成績が良い、といったこととは別に、正課外の専門的な活動、例えば勉強会での発表やコンペティションでの入賞など、外部との接続がある状況で、彼らはそのパフォーマンスを発揮しています。特にソフトウェア技術について充分に力のある学生は、二年生、三年生頃から継続的にコンペ、勉強会、インターン、アルバイトなどを通して有力な企業との接点を持ち、採用に進みます。つまり従来的な就活サイトに登録してエントリーシートを送る、などといった流れのなかに、もはや有力な学生は居ません。
- Google、Mercari などネット系企業はそうした学生を引き入れるために何年も前から長期で有給の教育的なインターン・プログラムをもっています。いま、そうしたプログラムを持たないネット系企業はパワフルな新卒学生を集められないでしょう。ネット系企業はいざ知らず、国内のシステム開発企業やメーカー企業でも、パワフルなソフトウェア・エンジニアの雇用が自社の競争力を上げるためにどれほど重要か、もう充分に認識されているものと思います。
- 今日は優秀な情報系学生にとっての就職活動がどのようなものか、その彼らの「視界」に入り、優れた学生を採るためには企業はどのように対応すべきか、考えてみたいと思います。
セッション2(15:40-16:00)
『大学生の視点から(仮)』
- 京都産業大学のマニアックでテックな将来有望な2年次学生!
セッション3(16:00-16:20)
『デベロッパーの考えるこれからの会社に求めること』
- "スタートアップを率いる若き OSS デベロッパー" フレームダブルオー株式会社 CTO aggre(あぐり) 様
- 膨大な選択肢を持つ今のデベロッパーは何を求めて会社に所属するのか、そんな話を自らの経験と周囲の開発者たちの声をまとめてプレゼンさせていただきます。
セッション4(16:20-16:30)
『SIer としての学生支援プラン案』
- サイオステクノロジーで実施してみた支援プランの紹介とお仲間企業募集
セッション5(16:20-16:30)
意見交換会
- 自由なディスカッション
完全撤収 17:15 となります。
日本OSS推進フォーラムについて
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